話題の宮下 宗一郎 青森県知事にマーケティングライブに出演頂きました
今回のマーケティングライブに、青森県知事の宮下 宗一郎さまに出演頂きました。
マーケティングライブでは、時々、自治体の首長さんに、出演頂き、自治体の行政についてお話を伺いますが、それは、ある意味「マーケティング」と共通のテーマが存在するからです。
青森新時代そして、AX(Aomori Transformation)は、エビデンス、データに基づく理念
番組では、宮下知事にさまざまなデータをまず紹介頂きました。みなさん、青森県全体の出生数は、どのくらいだと思いますか?2023年の出生数は、5,696人です。少ないと思いませんか。でも、それより大事なことは、ではみなさんの住んでいる都道府県の出生数は、ご存じですか?
そう、この重要な数値を覚えて、その数字に基づいて、マーケティング・プランを考えることは、現在のマーケティングでは重要なことです。なぜなら、それくらい、現在の社会的環境や市場は、過去の延長線上にないのです。
ちなみに、東京都の2022年の出生数は、91,097人です。約1400万人の東京都であることを考えると、さまざまな感想が出てくるのでしょう。今のマーケティングで重要なことは、頭の中にあるイメージ(予想、推測)と、実際のデータに乖離・違いが多くある点です。
実際、マーケティングライブの番組の中で、宮下知事は、データに基づいて、エビデンスに基づいて、ということを何度も何度も話されていました。そして、発表された「基本理念」が、AX(Aomori Transformation)です。この理念の背景や、内容は番組で。そして、この理念を導いたプロセスは、マーケティングでも、応用できる手法です。
県政で対話が重要と、マーケティングでもそうかも
宮下知事が、番組の中で、対話について、いくつかお話をしていました。実際に、青森県知事のA-Tubeでも、対話の動画がさまざま公開されています。
対話して、話を聞き、そして対話から県政を自分ごとかしてもらう、という取り組みは、県政で地道ですが、重要な取り組みなのでしょう。
このことは、昨今のマーケティングでも重要なのかもしれません。マーケターが行なっている、環境対策は、きちんとお客様に伝わっていますか。そして、消費財のように最終的には、お客様の行動が、環境に与える影響が大きいことを、お客様に認識してもらえているのでしょうか?
今回の、青森県知事の宮下 宗一郎さまとの番組は、本当にマーケターに参考になるテーマがさまざま含まれています。そして、最後にTipsですが、自治体の行政の対象、つまり自治体の人口って、今のB2Cのマーケターのお客様の数に近いのです。この規模の近さも、マーターには、ヒントになることが多く含まれていると思います。
なお、マーケティングライブは、すべて有料放送です。視聴方法もサイトに説明があります。また、視聴された方は、ぜひ感想なども教えてくださいね。
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