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2024年7月のマーケティングライブは、01GROWTHの丸井 達郎さんとMOps!

更新日:7月11日

マーケティングのデジタル化の壁は、マーケティングのオペレーション専門家不足では

みなさん、[MOps]という言葉を知っていますか?MOpsとは、MOps Japanの定義では、以下のように説明されています。

「マーケティングオペレーション(以下MOps)」とは、主にマーケティング組織の中でマーケティング活動のプロセスを敷いたり、そのプロセスの運用を担うファンクションのことを指します。

マーケティングのデジタル化が進み、マス・マーケティングからの脱却が可能になりました。しかしマーケティングの現場では、多くのソフトやシステムが稼働するようになりました。


以前のように、マーケティングでは、エクセルとパワーポイントがあれば、十分という時代ではありません。


上記の[2024 Marketing Technology Landscape Supergraphic]は、マーケティングで活用できる、デジタル・テクノロジー・ツールの図です。あまりにも、細かすぎるので、上記のリンクをクリックして、大きなデータをchiefmartec.comのサイトから、ダウンロードしてくださいね。


マーケティングで、こららのデジタル・ツール、システム導入は、多くの企業で、検討中の項目でしょう。この時に人的な問題が発生します。

  • 適切なツールを選べるのは誰か?

  • 既存のマーケティングのオペレーションと組み合わせるのは誰か?

  • 導入後のツールの運用は誰が行うのか?

という問題です。


そこで、登場した考えが、MOpsです。


マーケティングライブで、MOpsに詳しい、01GROWTHの丸井 達郎さんに聞きました


今回、マーケティングライブでは、このMOpsについて、01GROWTHの丸井達郎さんに

解説していただきました。

右から丸井さん、私(本間充)、谷口キャスター
右から丸井さん、私(本間充)、谷口キャスター

過去のマーケティングでのデジタル化は、少しマーケティングチームの自力で行い過ぎたかもしれません。


例えば、デジタル・メディアのWebサイトの構築についても、社内にもっと適任がいるにも関わらず、サーバーの設定や、Google Analyticsの計測タグの設定など、本当は、専門家とともに、ツールを導入したら、簡単に、そして有益に行えたのでしょう。しかし、実際には、マーケティング・チームの中でできる人が片手間に行なっています。


また、データサイエンスについても、もっとデジタル技術に詳しい人と行えば、今も多くの企業で、データ・ドリブン・マーケティングが行えているのでしょう。


そして、今は、マーケティングのデジタル化の波も大きく、[2024 Marketing Technology Landscape Supergraphic]のツールについては、きちんと専門家がいないと、うまく進められないでしょう。今更、エクセル時代のように、「マーケティング本部は、全員エクセルのピポット集計ができるように」という時代はないでしょう。


今は、技術とビジネスの融合が重要

今回の、BBTマーケティングライブで丸井さんが説明してくれたことの中に、テクノロジー・サイドと、ビジネス・サイドの融合というお話がありました。

日本のマーケティングの一番不得意なテーマかもしれませんが、グローバルなマーケティングの世界の競争では、もう先送りできないテーマでしょう。何しろ、マーケティングを優位に戦っている企業は、すでにMOps担当者が社内にいて、さらにデジタル化、AI化を進めているのですから。


「マーケティングオペレーション(MOps)の教科書」は、必読

今回の番組で説明された内容も、この「マーケティングオペレーション(MOps)の教科書 専門チームでマーケターの生産性を上げる米国発の新常識」に丁寧に書かれています。この本は、マーケティング担当者というよりは、マーケティングのリーダー以上の責任者が読み、会社のマーケティング組織や、マーケティングの戦術・戦略の改善に活かすべき本です。


もう、「流行りを知る」時代は終えて、「真のマーケティング改革」を行う時だと、この「マーケティングオペレーション(MOps)の教科書 専門チームでマーケターの生産性を上げる米国発の新常識」を読むと深く思います。


マーケティング組織を、工場の近代化に喩えると、MOpsの必然は理解できる

番組収録後の丸井達郎さんと本間充
番組収録後の丸井達郎さんと本間充

番組の中で、私なりにMOpsについて、工場の担当者の喩えを使ってお話ししました。


工場では、作るもの、作り方で、導入する生産機器を選びます。そして、全く新しい種類の機械の場合には、その機械のオペレーターを採用します。


デジタル・マーケティングも同じプロセスです。マーケティングの目的に合わせて、必要なマーケティング・テクノロジーを導入します。そして、そのテクノロジーが新しければ、そのツールの専門家を採用すべきなのです。


今、マーケティングは、本当に進化の途中です。ぜひ、皆さんで、進化を進めて、成功に近づきましょう。


なお、BBTの番組は、すべて有料放送です。視聴方法もサイトに説明があります。また、視聴された方は、ぜひ感想なども教えてくださいね。



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