top of page

Google Colabで、Google Gemini(AI)のプログラミング解説、初心者用(#16)/Google AI studioのプログラムをGoogle Colabに移植

更新日:4月15日

Google AI studioでプロンプト開発し、もっとチューニングしたい

Google Colabで、Google Gemini(AI)のプログラミング解説、初心者用(#12)・Google AI Studioを触ってみよう」から、Google AI Studioを触り始めています。特に、Google AI Studioには、英語版ではありますが、プロンプト・ライブラリーがあり、それを参考にすることで、プロンプトの書き方の参考になります。


ところで、Google AI Studioで開発した、プロンプトとプログラムを使って、データを大量にAIに食べさせたくなることがあります。もちろん、キーボードと人力で、Google AI Studioに向き合っても良いのですが、多少プログラミングを知っている人なら、単純作業を敬遠すると思います。


そこで今回は、Google AI Studioで開発した、プロンプト、コードを、Google Colabへ移植させる方法を説明します。以後、Google Colabで、Google AI Studioで開発した、プロンプトのカスタマイズを行なってみようと思います。


Google AI Studioから、codeを出力するには、Geminiのモデルの制限がある

現在(2024/4/5)では、Google AI Studioの右側のメニューのモデルでは、

  • Gemini 1.0 Pro

  • Gemini 1.0 Pro Vision

  • Gemini 1.5 Pro

などの、AIモデルが使えます。

Google AI Studio:選択可能なAIモデル
Google AI Studio:選択可能なAIモデル

しかし、Gemini 1.5 Proは、PREVIEW段階なので、Google AI Studioでは、code出力(Get code)機能が有効ではありません。注意が必要です。


改良マーケティング コピーの作成を、Google Colabに移植しよう

では、早速Google AI Studioから、Google Colabへの移植を行いましょう。今回は、「Google Colabで、Google Gemini(AI)のプログラミング解説、初心者用(#14)・Google AI Studioのサンプルを改良」で、日本語化した、「改良マーケティング コピーの作成」を、Google Colabに移植させてみましょう。


まずは、AIモデルを、Gemini 1.0 Pro Visionに変更しましょう。

Google AI Studio:Gemini 1.0 Pro Vision
Google AI Studio:Gemini 1.0 Pro Vision

次に、そのメニューの上のGet Codeを押します。


Google AI Studio: Get code
Google AI Studio: Get code

すると、下の図のような、新しいWindowが登場して、少し戸惑うかもしれませんが、慌てずに、この画面の中のOpen in Colabを押します。

Google AI Studio: Open in Colab
Google AI Studio: Open in Colab

すると、画面が自動的に、Google Colabに切り替わります。


Google AI Studioから、Google Colabへ
Google AI Studioから、Google Colabへ

Google Colabで、少しだけコードを変更する

これで、Google AI Studioで開発した、プロンプトやプログラムが、Pythonのコードとして、Google Colabに移植できました。このままで、動きそうなのですが、1箇所修正が必要です。


プログラムの上から3番目の周辺に、"Set the API Key"というブロックがあります。

Set the API Key
Set the API Key

この"API_KEY"の変数が、このBlogの中では、"GOOGLE_API_KEY"としているので、その部分のみ、下の図のように変更します。


GOOGLE_API_KEY
GOOGLE_API_KEY

書き換えたら、以後再利用するために、Googleドライブに保存しておきましょう。

Google ColabのコードをGoogleドライブに保存
Google ColabのコードをGoogleドライブに保存

さぁ、Google Colabで実行!

あとは、上からいつものように、「三角マーク」を上から押していくだけです。


途中のMount Google Driveの部分で、

Googleドライブに接続
Googleドライブに接続

Google ドライブに接続の画面が出てきますが、画面の説明通り、許可して進めましょう。この部分は、次回以後、詳しく説明します。


そして、しばらくすると、以下のように生成AIから推定が表示されるはずです。これが出れば、移植完了です。

aistudio_gemini_prompt_freeform_b64の出力結果
aistudio_gemini_prompt_freeform_b64の出力結果

これで、Google AI Studioから、Google Colabへの移植が、完了です。次回は、移植されたプログラムを改造することを、行っていきたいと思います。


閲覧数:248回0件のコメント

Comments


bottom of page