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スポーツのファンマーケティングは、他の業界のマーケティングに活用できるか、お話しします!

スポーツのファンマーケティングは奥が深い

私は、アメリカン・フットボール、とりわけNFLのファンです。そして、今までNFLが主催する、アメリカの試合観戦ツアーに、何度も参加しました。結果、さらにNFLのファンになり、年に数回、アメリカに行き、現地で試合観戦になるようになりました。


ところで、この「ファン」という言葉、あまりにも便利なので、気することなく使いますが、定義を確認してみましょう。デジタル大辞泉位よると、ファン(fan)の意味は、


スポーツや芸能、また選手・チーム・芸能人などの、熱心な支持者や愛好者。ひいき。「サッカーファン」
[補説]fanatic(熱狂者)の短縮形。
[類語]観客・観衆・見物人・大向こう・ギャラリー・聴衆・客

となっています。そして、ここでふとが気がつくのです。「何を」支持、愛好しているのかということにです。


マーケティング的に考察すると、スポーツファンの対象物は、以下に要素分解できるかもしれません。

  • そのスポーツ、競技自体

    • 例文:私はサッカーの経験があり、今もサッカーのファンだ

  • そのスポーツの試合、対戦

    • 例文:私はアメフトのファンで、スーパーボウルの日は会社を休むほどの熱狂的なファンだ

  • スポーツ・チーム

    • 例文:私は、熱狂的な巨人ファンだ

  • 選手

    • 例文:私は、大谷翔平のファンだ

大まかに、これくらいに別れるのでしょう。つまり、スポーツ・ファンという言葉にも、多くの意味が含まれるのです。


スポーツのファンに学ぶマーケティングについて対談します


そんなことも含めて、スポーツ、スポーツ・ファンに学ぶ、マーケティングの話を、6/18に、アビームコンサルテインングの執行役員の久保田氏と対談させて頂くことになりました。

左:本間、右:久保田氏
左:本間、右:久保田氏

ファンマーケティングなど、私に関係ないと多くのマーケターが思うかもしれません。しかし、このファンの掘り下げは、マーケティングで「リキッド消費」が起きていることにも共通点があります。(【第三弾】新しいマーケティングを考える

コトラー論に沿って生活者、そしてマーケティングの変化を語る
コトラー論に沿って生活者、そしてマーケティングの変化を語る

例えば、「服を買ったお客様が、服をその後メルカリで売る」などのリキッド消費は、服をなぜ買ったのかという理由に依るかもしれません。それは、今のファンの要素分解同様に、服に支払った対価を想像するとわかりやすいでしょう。

  • 憧れの服を所有するため

  • 服を着るため

  • 服のブランド会社にお金を払うため

  • 服のデザイナーを支援するため

などなど、あるのでしょう。ここで、「服」がリキッド消費になる場合には、服の関係者に、「推し」がいない場合なのかもしれませ。


このように考えると、持続的にお客様との関係を構築するには、お客様が、その事業の何を支援、または何を期待しているのかを理解することが重要なのです。


そのようなことを、対談で、みなさんとお話できればと思っています。


無料のセミナーで、ネットワーキングパーティーもあります

さて、このイベントですが、無料のセミナーです。

ネットワーキングパーティまで、私も参加しますので、ぜひみなさんお越しください。会場で、お話しさせてください。

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