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「カレーの王子さま」製品開発者の頭の中を覗いてみましょう

「カレーの王子さま」の製品開発者の方にお会いできた

過日、日本食料新聞社で、セミナーをさせて頂く機会がありました。タイトルは、「ヒット商品を生み出すDXとAI Marketing」でした。その会場で、H・B山越さまにお会いすることが出来ました。

日本食糧新聞のセミナーページ
日本食糧新聞のセミナーページ

製品開発・サービス企画のマーケティングは、学ぶ機会が少ない

マーケターの仕事の中には、製品開発や、サービス企画があります。会社ごとに、「シーズ型開発」や「ニーズ型開発」があることが知られています。


シーズ型とは、新しい技術やアイディアを商品やサービスの形に成長させる手法で、日本でも高度経済成長期にはよく使われた手法です。「白黒テレビ」が、「カラーテレビ」になり、そして「ステレオ音声のカラー・テレビ」に変化したのは、まさにテレビ放送・受信技術の進化が背景にあります。


一方、ニーズ型は、お客様の現在の課題、さらにお客様が潜在的に求めている「コト」を探索し、それに相応しい商品やサービスを開発する手法です。一般化された商品のカテゴリーの新製品開発や、商品のラインアップを増やすときに、ニーズ型の開発手法が使われることが多いのでしょう。

製品開発のイメージ
製品開発のイメージ

このように、製品開発やサービス企画の話を、教科書的に述べることは簡単なのですが、実際のマーケティングの現場での仕事は、もっと複雑です。そして、その複雑な仕事は、多くの場合、会社の機密情報になり、マーケティングのプロモーション領域ほど、情報が公開されません。


製品開発者の頭の中を覗いてみたいと、多くのマーケターが思うのですが、そのヒントになるのが、「『カレーの王子さま』開発責任者から若き開発者への手紙 ~ヒットのためのヒント集~」かもしれません。


良く知られた製品開発事例を、「カレーの王子さま」の開発者の視点で理解できる

この「『カレーの王子さま』開発責任者から若き開発者への手紙 ~ヒットのためのヒント集~」には、製品開発の時にチェックすべき項目や、アイディアを出す時のヒントが書かれています。

「カレーの王子さま」開発責任者から若き開発者への手紙
「カレーの王子さま」開発責任者から若き開発者への手紙

それ以外にも、内容は豊富で、私が興味深く読み進んだのは、「ヒット商品の秘密を探る」の部分です。ここには、エスビー食品以外の、ヒット商品のヒットの理由の解説を、H・B山越さまの整理で書かれています。これは、ヒット商品開発者の論理構造に、少し近づける感じがして、とても学びが多くなりました。


ぜひ、マーケティングを行っている方で、今まで製品開発や、サービス企画を行ったことがない方は、手に取ってみてはいかがでしょうか。180ページ弱の書籍であり、かつ第2章からは、どのページから読んでも良い本なので、参考書にもなると思います。

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