最近、Geminiの広告が流れていますね。
1ヶ月ほど前に、テレビを見ていると、Google Geminiの広告が流れていましたね。
お茶の間(死語ですね)に、AIの広告が流れる時代になり、そして、プログラマーや、研究者でなくでも、AIを気軽に使える時代になったのですね。
そして、Appleから登場のiPhone 16のテレビ広告は、Siriに焦点を当てた広告になり、もはやスマートフォンは、AIツールなのでしょうか?
さて、私は、Webアクセス分析や、データサイエンスにAIやマシーンラーニング(ML)を使っているのですが、GoogleのBigQueryの画面を触っていると、あることに気がついたのですす。それは、BigQueryの画面に、Geminiのマークがいることです。
BigQueryの画面のGeminiボタンを押してみる
Google CloudのBigQueryにいつからか、Geminiボタンがあったのですね。Googleでは、現在様々なGoogleのサービスにGeminiを付帯させようとしているので、その一つの表れなのでしょう。
早速、このプロンプト入力内に、以下のコメントを入力してみました。
big-query-learning-429123.analytics_404904409.events_*を使って、
2024/8/1から、2024/9/15までの
日別、page_location別のpageviewsのカウントを集計して表示して下さい。
ソートは、
日付
次に、pageviewsの多い、page_locationで表示して下さい。
すると、Geminiが、SQLを作成してくれました。
SQLと、その解説があります。早速、SQLのコードをコピーして、実際にBIqQuery環境で動くのかを試してみました。
クエリの開発エリアに、Geminiが開発したSQLをコピーして、実行すると、この画面のように、エラーになりました。あれ。
BigQueryのクエリ開発のGeminiとの違い
この「GeminiでSQLを生成します。」を押して、プロンプト入力ウィンドウに、先ほどを全く同じプロンプトを入力してみます。
そして、生成ボタンを押すと、SQLが生成されます。
明らかなエラーがある時には、この画面に警告が出るの出ます。今回は、警告がないので、そのまま「挿入」を押して、クエリーにこのコードをコピーします。
この画面で、実行を押すと、以下のように正しくWebアクセス分析を行ってくれました。
ここでは、日別のページURL別のPageViewsの集計になっています。
そう、Geminiと行っても、Googleの場合は、使用環境や、付帯している環境別に出力が異なるのです。
でも、その不満よりも、ここまで簡単にSQLを開発できることに感謝・感激です。
Google CloudとGeminiに統合について
実は、Geminiは、Google Cloudの様々なシーンで利用可能です。
などの文章が公開されています。
また、Google Driveとの統合なども発表されており、その他の様々なGoogleのサービスでGeminiが使えるようになるようです。
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